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お勉強だね

自分がこれまで、どれだけ世間と異なる世界で生きてきたかようやく気づき始めた。私の狭い生活空間の中では「価値観」「常識」とは単に時代によってそのときの権力者によって(或いは庶民の大きな世論の力によって)移り変わるものであり、作られた言説でしかないこと、もっと言えば「女性」性でさえ言説によって作られたものであるという論文なんか(いわゆる言語論的転回)があふれるなかで一番の精神の成長期を過ごした。

今でも、「価値観」や「常識」については本質的にはそう捉えている。
(むしろ研究に携わった人間ででそういう捉え方をまったくしない人はいないだろう、できなかったら反論すらままならないのだから)

みんなが議論に飢えていて、この世は愛にあふれていて、私のつたない言葉によってなされる感情表現や思想を、それぞれの想像力と知識と論理的思考能力と豊富なボキャブラリー(それと人間という存在に対する愛情)を駆使して類推し、想像し、分析し、きちんとした言葉に置き換えてわかりやすく説明してくれた。

「善悪二元論」「勧善懲悪」なんて今じゃもはや黄門様かカルト教団の中でしか通用しないものだと思っていた。何しろ、生きていくってことはこの世のすべての理不尽と不条理にぶつかって頭やら顔やらぼろぼろになりながら、それでも必死に生きて、砂金みたいな小さな喜びをかき集めて進んでいくということなんだ。と思っていた。この世の強大な理不尽と不条理の前で、移り行く時代の中で、一体誰がこれは「悪」これは「善」と決めてひょいひょいと右と左に分けていくことができるのだろう???

みんなが自分の頭で考えて、人に迷惑をかけないように必死でただ生きるしかないのだし、そのことに誰が文句をいえるだろう?みんな、みんな、いつもへらへら笑っている人も、仕事が「退屈だ」とぼやいている人も、本当に本当に必死で生きているんだ。

そう考えるようになった。

完全にスポイルされてしまったんだ。自ら望んで。

そんな中でも(そんな中だからこそ)、自分の中に規律はきちんとあった。
人にして欲しいと思うなら、まず自分がそれをすること。
人に迷惑をかけないこと。
人間を大事に思うこと(だってすべての人はみな必死で生きているんだもの、生きてちゃだめとか無駄とかいう人なんて存在するわけがない)

「人間はみなふんどしで歩くべきなんだ」という価値観の人がいたって、人に迷惑をかけるのでなければかまわない。
どんな人間だって生きている価値はある。
それに、大事な人は大事にしたい。
「あなたはそう考えるのね、私はこうなんだけれど、あなたの「ふんどし」についても考察はとても面白いと思うわ」

共感的理解。
そして受容。

その人を自分とは違う他人であるとしっかり認識し、価値観や思想をを尊重すること。
一人の人格を持つ人間として認めること。知ること。
その上で存在を受け入れること。

これが、人を大切にすることだと思っていた。




勘違いなんだ、さわら。





この世で生きていくには、この世のルールを知っていなくちゃだめなんだ。
そこには「モラル」があり、「ファシズム」がある。
それだって、君は立ち向かったり受け入れたりしていかなくちゃならない。
その世界では、物事の意味や本質を考えたりしてはいけない。それは「無駄」なことであり、余計に自分を苦しめさえする。
「善」もあるし「悪」もある。誰かが「悪」と決めればそこではそれは「悪」なんだ。きっとその世界できみは萎縮してしまっていたのだろう。なんだか今までとずいぶん違うけれど、ゆっくり時間をかけて理解して、がんばっていけばその世界に溶け込めると思いながら、気づかないうちに萎縮していたんだ。


「価値観の相違」で人間関係が完全に断絶されると言うのは、一体どんな気分のするものだろうね。生まれてはじめての経験だけれど。果たしてそれは、「人間関係」であったといえるのかな?私にとって。
そこでは、人間は人間としての一つの他と違う人格や価値観を持つことは許されないのだろう。


でも、それがどうしたっていうんだろう。
これだけの数の人間がいるんだ、生きた人間がその固有の人格を認めてもらえないのは当たり前の世界があることを知ったことは、きみのためにはきっと有益なことなんだ。まだまだ、成長の過程にいるのだから。



そしてなにしろ、この世は暴力的に理不尽で不条理な世の中なんだ。



お前は強くない。せめて普通の体と頭を持っていればよかったんだけどね。
だけど。自分のことは自分で守らなくちゃいけない。
自分のまいた種は自分で刈り取らなくちゃいけない。

それにしても、今回のことは両親を悲しませるには十分すぎた。
人には迷惑をかけちゃいけないはずだったのに。
特に、私のためにひどい苦難にあった両親には。
これ以上両親を悲しませないよう、がんばってきたつもりだったね。


しかし、だ。悪くない。決して悪くない。これから先、きみはより慎重に行動するようになるだろう。
今は薬も抜けているし、一生懸命考えれば、自分がこれからどうするべきかわかるだろう。学びの時間だったんだ。きみはこのことで成長するんだ。今より少しタフになり、慎重に注意深くなる。悪くない。むしろ有益だったと考えてもいい。


自律、自律、自律。


かみさまと両親の支えによって、きみはますますおおきなしあわせを勝ち取るだろう。安心していい。すべて、かみさまにお任せして、自分のことに、今までどおり集中していよう。

両親には今すぐ電話をかけるといい。
それがいくら間接的であったとしても、自分が招いた種なのだから、誠意を持って謝るべきだ。悲しませたなら、謝ればいい。
両親は、きみを愛している。両親が一番喜ぶのは、私が元気に笑うところを見るときだ。そして私にはそれができる。

自信をもって。私には、愛してくれる人がいる。そしてかみさまももちろん。




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休日

週末は母がくるというので、はりきってお買い物に出かけ、母の好きな物を買い、お得意の煮物やなんかを作り。豪勢な食事と豪快かつ繊細なおしゃべりで夜遅くまで歓迎会をしました。次の日は法事。本当は行くつもりはなかったのですが、行けば大阪から直接お寺に行く予定の父に会えるな、と思って行ってきました。苦手な親戚も多いので、必死でお祈りしながらなんとか乗り切り、父に煮物を冷凍したものを渡してバイバイして、また一人になりました。

まだまだ、こういうイベントの後は必ず疲れが出ます。

食事も食べたくない、作りたくない。
半身浴も、きつい。

私は、やたらと自分を神経質に締め付けがちになるのでいけません。
ごはんは野菜と炭水化物とたんぱく質をとらないといけない、体が疲れているときこそ半身浴で疲れを取らなければならない、etc…

そうこうしていると逆に具合が悪くなることはもう学習したので、今日は休日と決め込みました。


うむ。


休日。何をしたらいいのかな???


こんなとき、今日は梅田、今日は難波、明日は千中、次はどこいく???
と毎日のように母とにぎやかな街に出て何を買うわけでもなくただ騒がしさが楽しかった大阪に戻りたくなってしまいます。
緑地公園をガブをつれて「今日はこっちいってみようか」と2時間以上も散歩
した毎日。「銀次郎」と名づけたのらねこさんに挨拶をする毎日。
いや、ホント大阪っていいところです。


ここは田舎で、どこかへ出かけると交通費が
かかる時間も


うーん。休日って、好きなことするよね。


うむ。出かけましょうかね。タリーズでコーヒーを飲むだけでいいや、気分を変えたい。


そうだ、自分をかわいがってあげなくちゃ。
まだご褒美あげてなかった。

わすれてた、さわらごめんね




自作サナトリウム

やはり大阪と福岡を行ったり来たりの生活は思った以上に負荷がかかるようで、ちょうどほかにも福岡に住んだほうがいいという諸事情もあり。
福岡の実家で一人暮らしをはじめました。入院して疲れを取りたいとも思ったけれど、お金もかかるし、家は空いているし、自分でここをサナトリウムにしちゃおう!!ってわけです。

一人になって休養するためだったので、やむをえず福岡の友人たちにも知らせることなしに帰ってきました。

・家を居心地良く清潔に保つこと。
・しっかりと家事をして、体を動かすこと。
・ごはんを栄養のバランスを考えてしっかり食べること。
・一日一回は外に出て、運動をすること。
・一日一回は慎重に静かになって、自分の体の状態を確認すること。
(肩は凝っていないか、冷えている部分はないか、etc)
冷静に、客観的に考えること。情緒的にならないように。あくまで客観的に。
その際、なるべく文章や絵や図に書きながら考えること。


自分を整理し、しかるべき方向を見つけ、自分のためにできることをやること。


かくしてサナトリウムはほぼ完成し、やっと心の余裕も出てきました。
試行錯誤しながら、だったけど。
なかでも、「本当にひとりきり」になれたのは、とてもよかった。
「自律」というのは本当に心地のよいものです。
そして、近くにいたのでは気づけなかった、私に大雨みたいに降り注がれていた多くの愛情に気づけたこと、感謝できる機会が与えられたこと。




そんなこんなで、更新もできずにいました。

コメントをいただいていたみなさん、ありがとうございます。
また後ほどお返事します!




テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体

プロフィール

さわら

Author:さわら
ねこのさわらがひなたぼっこです。
夫と2人暮らし。
小鳥さんが大好きです。

コメントなどいただけたらまいあがってよろこびます。


 

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